問題
オーディオの最大真のピーク レベルが高すぎます。
説明
真のピークは、0.0dBTP を超えてはならず、超えた場合、ファイルは素材内のある時点で QC で不合格となります。真のピークの測定は、最大ピークや平均ラウドネスの測定のどちらとも異なります。
アナログの音波がデジタルに変換される場合、アナログ波形に沿ってサンプルが取られます。どのピークでも、オーディオ レベルは上がり (上昇) 、その後下がります (下降)。この時点で、曲線の最高点 (真のピーク) は、その曲線の上昇と下降の 2 つのサンプルよりも高くなります。
これは、デジタル信号の最大可能サンプル レベルが 0.0dBTP であったとしても、このレベルを超える真のピークもあり得ることを意味しています。この場合、ファイルは QC で不合格となります。
また、上昇と下降の勾配は、真のピークのレベルがどの程度最大サンプル レベルを上回るかということに影響を与えます。
真のピークが 0.0dBTP を超える場合、オーディオはクリップされます。
修正
オーディオ レベルを下げる必要があります。これは、編集またはオーディオ スイート内で、さまざまな方法により行うことができます。オプションの 1 つは、素材の最大音量の部分 (ピーク) を特定し、そのセグメントのみをピーク レベルのしきい値以下にすることです。あるいは、オーディオ全体を下げることで、やはり真のピークのレベルをしきい値以下にする方法もあります。
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