コラボレーターとは、制作扱い広告会社、媒体扱い広告会社、ポスプロ、広告主などの組織に所属するメンバーであり、Peach のキャンペーンに追加することで、制作ワークフローに柔軟性を持たせ、共同でこれを進めることができるようになります。
コラボレーターは、キャンペーンの作成時、編集時、あるいはワークフローの進行に合わせて追加できます。
コラボレーターを検索して、必要な役割を選択するだけで追加できます。
コラボレーターの役割
コラボレーターには、6種類あります。たとえば、1 人のユーザーに対して、「編集者」と「承認者」という複数の役割を割り当てることができます。
アップローダー
キャンペーンに素材をアップロードするコラボレーターです。一般的には、制作扱い広告会社やポスト プロダクション会社/制作会社に所属する人です。キャンペーンの閲覧やコンテンツのアップロードはできますが、キャンペーンの編集はできません。
ビューアー
キャンペーンの編集やアセットのアップロードができないユーザーにこの役割を指定すると、ユーザーはキャンペーンの情報を閲覧できるようになります。たとえば、広告主ユーザーが承認待ち等のキャンペーンの進捗状況を把握できるようになります。
編集者
編集者として追加されたコラボレーターは、キャンペーンを全面的に管理および編集できます。編集者には、キャンペーンの最初の作成者と同じ権限があります。例として、新規素材の作成、既存素材の編集、素材のアップロード、送稿先 (宛先) の選択、コラボレーターの追加などが挙げられます。アップローダーがメタデータの編集(XMLアップロード)も行う場合は編集者として追加します。
内容確認者
内容確認者はアップロードされた素材を最終コンテンツ承認前に確認し、承認する役割です。制作会社やポスプロの担当者がアップロードした後、同じ社内または協力会社等が作業内容を確認し次のステップへ進めて良いことを確認し承認します。(例: アップロード作業者 → プロデューサー確認)
承認者
承認者は、キャンペーンとコンテンツを確認し最終コンテンツ承認、媒体扱い広告会社と担当者の追加、CMDeCoへのオンライン認証をする権限があります。承認者がコンテンツを差し戻した場合、制作ワークフローは完了しません。たとえば、広告主や制作扱い広告会社の担当者が、素材が送稿先に配信される前に最終的なサインオフを求める場合が該当します。
アクティベーター(現在日本では使用していない役割です)
アクティベーターは、素材を調達し、デジタル プラットフォームにアップロードしてキャンペーンを活性化する役割を担っています。これは、メディア エージェンシーの広告運用チームの担当者、広告主のブランド マネージャー、または制作扱い広告会社のデジタル チームの担当者が指定されています。
アクティベーターに指定されたユーザーは、Peach の 1 つの画面から、適切な仕様のプラットフォームで利用可能なすべての素材を確認できます。ユーザーは、素材に対して次の 2 つの操作を行うことができます。
- 広告プラットフォームにアップロードしてアクティベーションを行う素材をダウンロードする
- 選択した広告プラットフォームのセットでは、Peach で認証すると、ライブラリやフォルダーにファイルを直接プッシュできます。このようなプラットフォームには YouTube、Sizmek、Google Campaign Manager などがあり、今後も順次追加される予定です。
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